怖い話2

母から聞いた話です。

仕事とか絵とかまったく関係の無い話です。
あと霊は出てきません。
母の生家は北海道のはじっこです。
畜産農家で牛を飼ってました。

これは母の父、つまり私のお爺ちゃんが体験した話です。

昔は夜に牛を放牧していたことがあって
その日も牡牛(おうし)を一頭、鎖(もしくは紐?)でつないで放牧していたそうです。

紐や鎖でつないで放牧っていうのも変な話ですが
草をたくさん食べれるよう、それなりに移動できるよう
長い紐にくくられてたと母は言ってました。

私が子供のころは、夕方になると牛は牛舎に入れてましたから
夜に放牧していたのは昔の話だと思います。
最近の畜産農家はどうなんだろ。
やっぱり夜は出さないんじゃなかろうか。


話は戻って、ある朝。

お爺ちゃん(もしくはお爺ちゃんたち?)が
つないでいた牡牛の様子を見に行って異常に気付きました。

母いわく「牛の頭がおかしくなってた」そうです。

発狂した牡牛がどんな状態だったのかは不明ですが、ともかく普通の状態じゃなかった。

もうどうにもならなくて屠殺したそうです。

牡牛に何があったのか真実は不明ですが、お爺ちゃんが言うには
恐らく熊と一晩中、睨み合ってたんじゃないか・・・とのことでした。

オス牛は気が荒いし大きいしおっかないです。
メス牛は優しいのが多いです。

オスの牛だったから熊とタイマン張って命に別状はなかったものの
極度の恐怖と緊張から、気がふれてしまったのではないかとのことでした。


ところでどうしてお爺ちゃんは熊と睨み合ってたと思ったんだろう。

もしかしたら牛の身体に熊の爪跡があったとか・・。
あと、熊の目撃情報が以前からあったのかもしれません。
でも以前から目撃情報があったら夜に放牧するかな?

でも北海道だしなー。
熊はデフォルト装備だし「また熊か」なんつってスルーするのも有りえます。

何にせよお爺ちゃんは亡くなってますし
母も「お爺ちゃんから聞いた話だからよくしらない」
ですし、真実は謎のままですね。


「牛の気がふれる」っていうのが何せ怖かったです。

この牡牛はどんな夜を過ごしたんだろ。

あ!

あれだ。

キャトルミューテーション的な展開か!(違う)
[ 2013/03/22 14:31 ] 怖い話 | | CM(0)

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